温家宝中国共産党中央政治局常務委員・総理は2日午後、国土資源部を視察した際、次のように強調した。国土資源の業務は各業界を支えるもので、影響は千秋万代に及ぶ。国土資源部門は国土資源業務をとりまく新しい情勢を深く認識し、党と国家の業務の大局を軸に、第12次5カ年計画(2011~15年)に従って、土地、鉱物、地質、海洋管理および測量・地図作成、地理情報などの諸業務に全面的に取り組み、経済・社会の発展のために資源保障と良質なサービスをよりよく提供しなければならない。
国土資源部情報センターで、温家宝総理は国土資源情報化の進展状況について報告を聞き、全国のリモートセンシングとモニターを行うコアデータベース「一枚図」と総合情報監視プラットホームの実演を見た。国土資源「1枚図」は全国をカバーする高分解能リモートセンシング映像をバックグラウンドに、調査評価と企画の成果および管理情報が総合的に統合されており、国土資源状況を全面的に示す「電子模型」といえるもの。総合監視プラットホームは全国の土地と鉱物資源の全プロセス・リアルタイム監視と動的追跡を可能にする。「1枚図」と総合監視プラットホームは国土資源の管理と監督を技術面で支える重要なものになっている。