背景
日本「空母保有の夢」再び
明治維新からわずか半世紀ほどで、強大かつ奇形的な海上戦力を生みだすことに成功した日本は、空母黎明期における先進国の一つとしてその開発に力を注いできた。
1922年竣工の「鳳翔」から、第二次世界大戦敗戦に至るまで、日本は計25隻もの航空母艦を建造している。東アジア諸国で、この記録を塗り替えた国はまだない。第二次世界大戦の大敗により、日本は二度と空母を持つことができなくなったが、空母保有の夢が消えたわけではない。
1952年、海上自衛隊の前身となる海上警備隊が設置された際、日本は8,000トン級空母の建造計画を立てたが、米国の反対により叶わず、「護衛艦」の名を借りた戦力増強に当たるほかなかったのである。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年9月19日