第二次世界大戦において、日本の空母はその名を轟かせていたが、敗戦により、海軍の洋上戦闘力も散り散りになってしまった。だが、空母の数多くの戦闘経験を失くしてしまった訳ではない。憲法9条違反にならないよう、慎重な空母開発が行なわれた。こうした努力が実り、空母運用へのノウハウが蓄積されている。
世界では今、米空母が世界各地を駆け巡り、各種戦闘への参与に暇がない。空母の使用および運用において、米国は世界一の経験値を有している。日本は日米同盟により、米海軍との度重なる共同軍事演習に参加しているが、それを通して、空母運用の経験を数多く得ているのである。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年9月25日