「ヘリコプター搭載護衛艦」の名称が付いた、実際にはヘリ空母である「22DDH」が2012年から日本で建造される。メディアが伝えた内容によると、日本は2012年より2.4万トン級の新世代型ヘリコプター搭載護衛艦2隻の建造を予定している。この「22DDH」と呼ばれる、2.4万トンもの排水量を誇る「護衛艦」は、規模的には世界が保有する空母と同列に並べることができる。現在あるいは将来、日本が保有する艦艇の戦闘能力は、東アジア諸国の中でも抜きん出たものであると言えるだろう。
ここ数年、中国海軍の軍事力は凄まじい勢いで伸びている。日本は盛んに「中国海軍脅威論」を掲げると同時に、海上自衛隊の兵器装備の更新を急いでいる。
かつて日本は強大な戦闘力を持つ空母を保有していた。第二次世界大戦中の旧日本海軍の戦闘力は強大で、空母だけでも20隻以上あった。20世紀末、「空母保有の夢」を抑えきれなくなった日本は、空母配備のため、あの手この手を使うようになってきている。