中ロ首相定期会合委員会の第15回会議が10日、北京で開催された。中国側首席代表の王岐山副総理とロシア側首席代表のジューコフ副首相が会議の司会を務めた。
王副総理は次のように述べた。前回の首相会合以降、双方の各分野の協力は急速に拡大している。中国はロシア最大の貿易相手に成長しており、両国の今年の貿易額は700億ドルを突破する見込みだ。中ロ原油パイプラインは正式に稼動し、石炭、天然ガス、電力などのエネルギー協力も順調に進んでいる。航空や宇宙などハイテク分野の大型プロジェクトも着実に推進されている。民間航空便の運航便数は大幅に増え、貨物輸送量は着実に増えている。人民元とルーブルの取引がスタートし、自国通貨決済は国境貿易から一般貿易へと拡大している。双方は重大な国際地域経済実務においても緊密な連携を保っている。全体的にみると、両国の経済協力は大幅に拡大する傾向を保っている。