(2) 10年前から噂されている射程300キロのロケット砲
輸出型ロケット砲「衛士」シリーズ
人民解放軍が台湾海峡を攻撃できる射程300キロのロケット砲を配備しているというデマは10年前からあった。こうした無責任なデマは輸出型ロケット砲「衛士」シリーズが元になっている。
しかし「衛士」シリーズの最大射程は今でも300キロには達しない。しかも「衛士」シリーズが精度を下げ、射程を伸ばしたのは輸出目的であって、国内に配備されてはいない。ただ、国外の報告や専門誌は、「衛士」シリーズを加えて中国の軍事力を推し量っている。