(4) 殲-10の設計は「クフィル」が元に
戦闘機「殲-10」
殲-10の技術に関する噂はさらに幼稚で馬鹿げている。中国側は、殲-10開発過程でイスラエルの「ラヴィ」、特に 胴体と主翼を一体的に設計したブレンデッド・ウイング・ボディ(BWB)の影響を受けていることは否定していない。しかしそれだけにすぎない。噂されるように、イスラエルがフランスの「ミラージュ5」を踏襲した「クフィル」と、「ラヴィ」とは何ら関係がない。
こうしたでたらめな噂は長年国内外に存在しているが、中国の軍需工業に対する無知と、イスラエルの軍需工業に対する無知を露呈している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年10月18日