日本の危うい「玄葉外交」

日本の危うい「玄葉外交」。 日本の玄葉光一郎外相は15日、東南アジア諸国への訪問を終え、東京に戻った。日本の共同通信社は今回の訪問を「玄葉外交」と呼んた。実はある意味、玄葉光一郎氏は「外交の素人」といえる。玄葉氏の東南アジア訪問は、「新しい瓶に古い酒をつめた」だけで、人のまねをしたに過ぎない…

タグ: 日本 外相 玄葉 東南アジア 南中国海

発信時間: 2011-10-19 16:33:44 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本の玄葉光一郎外相

日本の玄葉光一郎外相

日本の玄葉光一郎外相は15日、東南アジア諸国への訪問を終え、東京に戻った。日本の共同通信社は今回の訪問を「玄葉外交」と呼んで分析した。

◇「玄葉外交」、特に新鮮味はない

実はある意味、玄葉光一郎氏は「外交の素人」といえる。今年47歳の玄葉氏は、1993年に国会議員に当選したが、外交に関わった経験がない。今年9月1日、「外交の素人」でありながら野田内閣に入閣したのは、彼が松下政経塾の「同窓」だからか、それとも計略家の野田首相は意識的に「外交の素人」を起用し、外相が何でも首相の言うことを聞くようにするためか。

事実は証明されつつある。玄葉氏は今回の東南アジア歴訪で日米関係を基軸とし、それを土台にアジアの民主国家と協力を強化すると繰り返し強調。急成長する中国をけん制するのが狙いだ。実際、日本は東南アジアへの「政治介入」を停止したことがない。玄葉氏の東南アジア訪問は実は独自の「玄葉外交」とはいい難い。「新しい瓶に古い酒をつめた」だけで、人のまねをしたに過ぎない。

うまくいっていない中日関係が、中国に敵意を抱くこの日本の外相によってさらに緊張する可能性があるとの声もある。オバマ政府との関係を処理する際、玄葉氏が米軍普天間基地の移転問題や 環太平洋経済連携協定(TPP)への交渉参加などの問題で難局を打開できなければ、米国から強い非難を受けるだろう。こうした外部環境のバランスを取ることが玄葉氏に求められる。

◇日本が陥る「二元外交」

1   2    


日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。