主席は次のように指摘した。今年は中国の世界貿易機関(WTO)加盟10周年にあたる。この10年間に、中国経済の発展は新たな飛躍を実現しており、世界経済に対する貢献の度合いは一段と大きくなっている。特に世界的金融危機が発生してから、中国は国内外の様々な試練に積極的に対応し、自国経済の力強い成長を保ち、地域経済と世界経済の回復のために原動力を注入してきた。また、国際金融組織への出資を大幅に増やし、途上国に援助の手を差し伸べ、先進国の債券を買い増し、関係国の経済と社会の発展を促し、世界の経済金融情勢を安定させるために、貢献してきた。
さらに「厳しい情勢と非常に難しい任務が我々の前途に横たわっている。我々は一致協力し、困難に積極的に対応し、世界の恒久平和と共同発展のために手を携えて奮闘していこう」と呼びかけた。
会議の合間に、胡主席はサミットに出席した一部国家の首脳と会見した。
サミット出席に先立ち、胡主席はオーストリアと公式訪問した。
「新華網日本語」より 2011年11月5日