文字 ホーム > 政治

発信時間： 2011-11-23 08:54:20 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

共同通信の記事は「中国は今回、東アジアサミットは南中国海問題を議論する適切な場ではないとの立場を強調した」としている。

東西センター（米ハワイ）のデニー・ロイ上級研究員は「今回の東アジアサミットの情勢にかんがみ、中国は『日本をかしらとする反中国の多国間努力』を後退と見なし、防御的な対応をした。中国は今日すでに世界第2の経済大国となり、ASEANの重要な貿易相手国でもある。日本の『地域大国化』を阻止するため、中国は経済・軍事力によってASEANN各国を仲間に引き入れ、中国と同一歩調をとらせようとするだろう」と指摘する。

共同通信の記事は「経済規模ですでに世界3位に転落した日本は、地域の均衡が破られないよう、今後もASEANとの関係を強調することになる。東南アジア地域の発展への支持を表明するため、野田首相は2兆円規模のインフラ整備支援を約束した。実際にはベトナム、フィリピン、ブルネイ、マレーシア以外のASEAN加盟国は南中国海係争について詳しく検討し、北京と対立することを望んでいない」とも指摘している。

「人民網日本語版」2011年11月23日

日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版（チャイナネット）」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

友達に教える|印刷|お気に入りに登録|ページトップへ戻る

コメント

コメントを書く