英紙:米中は平和共存できるか?

英紙:米中は平和共存できるか?。 未来の歴史学者は一つの問題を提示するだろう。2011年11月に米国は太平洋に復帰し、中国という台頭する超大国との緊張関係は悪化したのか?昔から、勢いを増す大国が受け入れられることはない。或いは、台頭する大国が既存の国家体系に適応できないことが衝突の原因となってきた…

タグ: 米国 中国 太平洋 地域 オバマ オーストラリア

発信時間: 2011-11-23 13:31:28 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

これまで中国はオバマ大統領の二重の重圧に低姿勢で対応してきた。2012年の指導層交代を前に、中国側は国内に優先課題を抱えている。だが中国も、低コストの製造業への投資から、消費者の経済をより重視するなど国内経済の激しい構造変化をコントロールしようと努力している。

中国企業の海外進出は貿易の形を大きく変えた。中国の国際化は日本の当時の国際化と変化の速度や規模が違う。ブラジルを例にとると、10年前わずか2%だった対中貿易は今や米国を抜き16%を占めている。

こうした変化は経済力が確実に東に移ってきていることをあらわしている。2030年までに中国の国内総生産(GDP)は米国を4分の1上回り、世界貿易に占める中国のシェアは米国の2倍に達するとみられる。ただ、購買力で計算すると、中国の1人当たりのGDPは依然として米国の約5分の1にすぎない。中国は経済のスーパー大国になるが、同時に発展途上国のままで、未成熟のスーパー大国といえる。

では米中間には互いに判断ミスをするリスクが存在するのか?米濠のアンザス条約が戦略阻止の最初の礎石とならない限り、中国は脅威を感じる必要はない。ポール・キーティング豪首相が言うように、様々な力を協調・運用し、中国を柔軟に受け入れる必要がある。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年11月23日

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