中国の商船10隻が11日午後、メコン川のタイ領内区間に入り、同国水上警察の艦艇、ヘリコプターの護衛で南へ航行を続けている。中国船のメコン川国際航路タイ区間航行の全面的再開は1カ月余りぶり。
2001年に通航が始まったメコン川の国際航路は中国とカンボジア、ベトナム、ラオス、ミャンマー、タイの経済協力の重要な紐帯であり、中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)自由貿易圏の重要な輸送ルートの一つとなっている。今年10月5日、中国の貨物船2隻がメコン川で武装した者たちに襲撃され、中国人船員13人が殺害された。人員と船舶の安全確保のため、メコン川の中国船の航行中止に追いこれまた。
事件は基本的に解決され、タイの検察当局が事件に介入している。
先月25、26の両日、中国・ラオス・ミャンマー・タイ・メコン川合同パトロール法執行閣僚級会議が開かれ、12月中旬からメコン川流域での合同パトロール法執行の実施が決定された。
「新華網日本語」2011年12月12日