◇米国、「アジア復帰」戦略を加速
米日印3カ国の初会合は、オバマ大統領がホノルルでのAPEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議でアジアに重心を移す姿勢を示した後の具体的行動で、「アジア復帰」戦略を加速させるのがねらいだ。
過去10年間にわたる対テロ戦争、金融危機、中東・北アフリカの情勢変化で、米国のアジア太平洋戦略はすでに「復帰」から新たな段階に入った。その矛先が中国に向けられている。当然、中米両国は今や深い利益関係で結ばれているため、今後、両国がアジア太平洋地域でどういった交流形態を形成するかで、米国のアジア太平洋戦略の将来的な方向性が決まるだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年12月21日