朝鮮の最高指導者・金正日総書記の死去について、日本の藤村修官房長官は21日午後の記者会見で、政府として弔意を示す予定はないと表明した。現地メディアは、拉致被害者や家族の感情に配慮したものと見ている。
金総書記死去の報を受けた直後の19日午後の臨時会見で「哀悼の意を表したい」と述べたことについて、藤村氏は「日本文化の一般的常識の範囲で私が哀悼の意を表しただけだ」と釈明した。
1994年7月に朝鮮の指導者・金日成主席が死去した際は、村山富市首相(当時)が秘書官を通じて「深い哀悼の意」を表している。
「人民網日本語版」2011年12月22日