世界金融危機と複雑な国際情勢は中米関係にとって試練

世界金融危機と複雑な国際情勢は中米関係にとって試練。

タグ: 温家宝,ガイトナー米財務長官,会談

発信時間: 2012-01-12 16:05:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

温家宝総理は11日、ガイトナー米財務長官と会談した。

温総理は「世界金融危機と複雑な国際情勢は中米関係にとって試練だが、重要なチャンスももたらした。中国は常に対立より対話が望ましく、抑止より協力が望ましいと考えている。双方は互いの核心的利益や重大な懸念に十分に配慮し、たゆまず相互信頼を強化し、溝を適切に処理すべきだ。これは連携して試練に対処し、共通利益を促進し、中米関係の正しい軌道に沿った不断の前進を根本から確保する上でプラスだ」と指摘。「中米の互恵・相互利益的経済関係の発展は両国および世界にとって重要だ。双方は建設的姿勢で緊密に協議・協調し、的確で実行可能な具体的措置を早急に打ち出し、貿易・投資・インフラ・ハイテク・地方分野でより広範、大規模、緊密かつバランスのとれた協力を展開し、両国・世界経済の持続的な安定成長を促すべきだ」と表明した。

ガイトナー長官は「米中は広範な利益を共有し、世界の安全・安定と景気回復に重要な責任を負っている。双方は世界金融危機を克服する過程で緊密に協力した。米国は対中関係を戦略的視点と、より広い視野で見ている。引き続き中国側と対話・交流を強化し、理解と相互信頼を深め、溝を埋め、より広範な分野で協力を図り、両国関係をより強靱なものにし、各種の困難・試練に効果的に対処することを期待している」と表明した。

「人民網日本語版」2012年1月12日

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