ロシアメディアの報道によると、ロシア国防省付属社会評議会幹部会のメンバーで、雑誌「国家防衛」の編集長のイーゴリ・コロトチェンコ氏は17日、声明を出し、「米国が2週間後にイランに対する軍事行動を開始する可能性がある。米国はペルシャ湾地域に軍隊を追加派遣することを公にしている」と述べた。
そのほか、米国の3隻目の空母もペルシャ湾に急行している。コロトチェンコ氏は、米国の空母は単独では航行せず、1隻か2隻の多目的原子力潜水艦を含む多くの艦船が随行していることを強調した。
「今後、軍事面において、米国と英国の海軍は共に行動するだろう。イランは戦争の犠牲になれば、機先を制するためにイスラエルへのミサイル攻撃を試み、イスラエルも戦争に加わることになるかもしれない」と、コロトチェンコ氏は見ている。
米国の空母はすでにペルシャ湾に到着している。米国防総省は、「ペルシャ湾に複数の米海軍の空母が現れるのは特殊なことではない。制裁を受けるイランがホルムズ海峡を閉鎖する可能性があるという状況とは関係ない」と説明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年1月18日