クリントン米国務長官は17日の声明で、欧州連合(EU)などと共同で宇宙活動の行動規範を策定する方針を発表した。
クリントン長官は「宇宙関連の制度の安定・安全の確保は米国と国際社会にとって極めて重要だ。だが宇宙環境の長期的な持続可能性は宇宙ごみの急増や無責任な行為による深刻な試練にさらされている。こうした試練を前に、米国はEUなどの国々と共同で宇宙活動の国際行動規範を策定することを決定した」と表明。その一方で、同盟国を守るために米国が宇宙で行う安全保障活動をいかなる形であれ制限する場合は、行動規範に調印しない方針を表明した。
「人民網日本語版」2012年1月19日