新年に際して、謹んでご挨拶を申し上げます。
日本と中国は、二千年に及ぶ長い交流の歴史を持ち、そして今後もお互いに永く隣人として共に生きていく大切な隣国であります。日中双方は今後も仲良くやっていくしかない、というのが私の信念です。
そのためにも、日中国交正常化40周年を迎える本年、我々は、「青少年交流」、「地方間交流」、「文化・スポーツ交流」、「草の根交流」、「観光交流」、「経済交流」、「被災地支援」等、幅広い分野で官民を挙げて記念行事を行い、国民同士の交流を深めていきたいと考えています。
日中両国がこの40年間に積み重ねてきた実績を基礎に、今後将来にわたって「戦略的互恵関係」を深めていく、本年がそのための重要な一歩を刻む年となるよう、私自身、更に尽力してまいりたいと思います。
「人民網日本語版」2012年1月21日