米国・イランの対抗に企みあり 中ロは警戒が必要

米国・イランの対抗に企みあり 中ロは警戒が必要。 衆知のように、当今の世界では、米国の世界を主導する地位に真に挑戦できる国は、軍事力のあるロシア、経済が発展する中国をおいてほかにない。この両国の正常な発展を阻もうとするなら、基本的な手段としては、両国の同盟を阻止する以外に、両国と関係が緊密な国が問題を引き起こすことが唯一無二の選択となる…

タグ: 米国 イラン 石油 ホルムズ海峡 核

発信時間: 2012-02-02 14:31:27 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米国な広範囲な戦略目標

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衆知のように、当今の世界では、米国の世界を主導する地位に真に挑戦できる国は、軍事力のあるロシア、経済が発展する中国をおいてほかにない。この両国の正常な発展を阻もうとするなら、基本的な手段としては、両国の同盟を阻止する以外に、両国と関係が緊密な国が問題を引き起こすことが唯一無二の選択となる。プーチン首相の往年の影響力が下院選挙でやや低下したことから、米議会もじき行われるロシア大統領選に多かれ少なかれ影響を受けるだろう。同時に、米国が突然、南中国海の情勢に尋常ではない関心を示しことも、その戦略的政策を反映している。これは「東アジアに回帰する」ことと緊密な関係があるのではないか。

米国の戦略的手段はその範囲が極めて広いため、世論がイラン開戦は「矢は弦上にある」などともてあそぼうとも、風に舞うことはなく、これと関連する別の方向により深い関心を寄せることが必要だ。米国が崩壊させようとしている対象は結局のところ誰なのか、世論は知るすべもないが、「明修桟道、暗度陳倉」(表向きは桟道を築くとしながら、実は機先を制して陳倉に赴き、三秦を平定した漢代・劉邦にまつわる故事)という思わぬ結末に事前に対処しなければならず、実際には、中ロ双方にとって逃れることのできない現実的な試練になるはずだ、と考えてもいいだろう。(評論家・邱波)

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年2月2日

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