バイデン米副大統領とクリントン米国務長官主催の歓迎昼食会であいさつする習近平副主席
習近平国家副主席は14日、バイデン米副大統領とクリントン米国務長官主催の歓迎昼食会で、人権問題に「ベスト」はなく、「ベター」しかないと指摘した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
習副主席は「改革開放から30年余りで中国の人権事業は誰の目にも明らかな多大な成果を上げた。中国は人口が多く、地域差が大きく、発展が不均衡だ。民生と人権状況の一段の改善の面で、まだ少なからず試練を抱えている。中国政府は引き続き自国の国情に立って、人間本位を堅持し、常に人民の願いと求めを心にとめておき、現実的、効果的な政策を講じ、社会の公平、正義、調和を力強く促し、中国人権事業のたゆまぬ進展を促していく」と表明。「平等と相互尊重を基礎に、米国を含む世界各国と人権問題について率直かつ建設的な対話や交流を行い、理解を深め、溝を縮め、互いに参考にし、共に進歩したい」と述べた。
「人民網日本語版」2012年2月16日