中国外交部の洪磊・報道官は23日の定例記者会見で、現在の情勢の下、各国が6カ国協議の方向と目標を堅持し、6カ国協議の早期再開のための条件をつくり、積み上げるべきだと述べた。
北京で朝米第3回ハイレベル対話が行われていることについて答えたもので、洪報道官はさらに次のように述べた。
▽中国は常に6カ国協議の早期再開、9・19共同声明(2005年)の全面的なバランスのとれた実行が各国の共通の利益にかなっていると考えている。
▽対話・協議が朝鮮半島の問題を解決する唯一の有効な方法で、6カ国協議は各国の関心のバランスのとれた解決、半島の非核化実現の有効な場である。中国は関係各国が相互関係を改善し、発展させ、半島の非核化と6カ国協議プロセスを共に推進することを支持する。
「新華網日本語」2012年2月26日