■日本:最大のヘリ空母を建造、遠洋での対潜戦闘能力を強化
IHIMUの横浜工場で先月27日、海上自衛隊の22DDH級ヘリ空母の建造が始まった。日本はすでにヘリ空母を2隻保有している。このうち「ひゅうが」は2009年3月に就役、「いせ」は2011年3月に就役した。現在建造しているのは海上自衛隊最大のヘリ空母で、その船型は正規の空母により近い。現地メディアは日本は本当の空母の保有という夢へさらに一歩近づいたと報じている。
22DDH級ヘリ空母は全長248メートル、全幅38メートル、排水量1万9500トン、速力30ノットで、最大でヘリ14機を搭載し、970人が乗り込める。第二次世界大戦時の日本軍の正規空母「飛龍」(全長227.35メートル、排水量1万7300トン)を上回る大きさだ。
ヘリ空母は最先端の米国の兵器システムを装備して、戦闘能力を強化する。また、先進の防空システム、ミサイル防衛システムを装備し、対潜作戦用のヘリコプターを搭載する。最大規模のヘリ空母の建造について、専門家は遠洋での対潜戦闘能力の強化が大きな目的だと分析している。
「人民網日本語版」2012年2月28日