ロシア海軍との合同軍事演習に参加する中国海軍部隊が21日、青島に集結した。将兵は士気に溢れ、奮起しており、演習と閲兵の準備を秩序良く、急ピッチで進めている。また、両国海軍による初の合同軍事演習の成功への決意と自信を示している。
中国軍部隊は北海艦隊、東海艦隊、南海艦隊から参加。中央軍事委員会に「海上先鋒艦」と命名された「ハルビン」を含む新型ミサイル駆逐艦3型5隻、アデン湾とソマリア沖で護衛任務を執行した「舟山」「徐州」を含む新型ミサイル護衛艦2型5隻、新型通常動力型潜水艦2隻、次世代ミサイル艇4隻、および総合補給艦や病院船「平和の方舟」などの艦艇18隻からなる。海軍航空部隊からも新型航空機13機とヘイコプター5隻が参加する。参加将兵は計4000人余り。海軍特殊作戦部隊も参加し、ロシア海軍特殊作戦部隊と合同演習を行う。
演習は両国、両軍指導者の合意に基づき、22日から27日まで青島沖で実施。合同対空訓練、海上補給訓練、合同対潜訓練、合同捜索・救難訓練、乗っ取られた船舶の救出訓練などを行う。
中露両軍は2005年以降、2国間または多国間合同軍事演習をすでに4回実施。両軍にとって合同軍事演習はすでに常態的な協力形式となっている。
「人民網日本語版」2012年4月22日