◇南中国海問題も議論か
時主任は、「梁国防部長の訪米中、安全保障問題や軍事問題が話し合われるだろう。最近注目を集める南中国海問題についても、梁国防部長が中国側の立場を表明すると思われる」と指摘。「梁国防部長は南中国海問題、特に中国とフィリピンが今黄岩島で対峙している問題について、一部の国家の情勢に対する誤った判断を回避するため、反面的な役割ではなく、建設的な役割を果たすよう米国に求めるだろう」
◇台湾への武器売却が両軍の交流を阻む主因
時主任は、「中米の一部の政治対立、貿易摩擦は両軍の交流に影響を与えない。過去に何度も両軍の交流に影響を与え、交流が停止したのは米国が台湾に武器を売却したためだ」と指摘。「中米のこれまでの軍事交流は台湾への武器売却の影響だけを受けてきた。米国が台湾へのF-16C/D戦闘機の売却検討を続けた場合、これは非常に重大なことで、両軍の交流はかなり深刻な影響を受けるだろう」
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年5月4日