中共中央宣伝部を見学する各国外交官
中共中央宣伝部が24日午後、中国駐在の各国外交官に公開され、劉雲山部長(中共中央政治局委員、中央書記処書記)が各国外交官と面会し、踏み込んだ交流を行った。
劉部長は各国外交官に「宣伝工作は中国共産党の工作を構成する重要な一部、中国共産党の優れた伝統、政治的強みであり、革命、建設、改革の各歴史段階において代替不能な役割を発揮した」と説明。新たな時期の宣伝工作の鮮明な特徴として(1)建設性。建設に重きを置き、異なる階層、認識水準の人々を団結・動員して、共同向上、共同進歩を図る(2)開放性。宣伝工作は大衆と全社会に向けた工作で、高い透明性と開放性を備えると同時に、現代化志向、世界志向、未来志向で、外国の有益な文明の成果を積極的に参考にし、吸収する(3)大衆性。宣伝工作の目的はよりよく宣伝し、大衆を動員し、大衆の広範な参加を呼び込むことを重視し、大衆の自己教育、自己向上を誘導することにある----を挙げた。
劉部長は「われわれは開放の時代にあり、中国と世界各国の結びつきは日増しに緊密化している。いかなる分野の進歩も各国間の相互交流・協力、相互学習・参考と切り離せない。われわれは外交官各位との意思疎通や結びつきを強化し、各国の党・政府の国家統治・政治ノウハウを学び、参考にし、文化交流・協力を促し、人類社会の文明の進歩を共同で促すことを心から望んでいる」と表明。質問にも1つ1つ答えた。
今回の催しには49カ国とEUの外交官が参加。中央宣伝部から説明を受け、各部署を見学した。約3時間にわたり、活発な雰囲気の中、熱心な交流が行われた。各国外交官は今回の催しを高く評価。「中国共産党の宣伝工作を直接理解するだけでなく、中国共産党の進歩的で開放的な良いイメージと対外友好協力への真摯な意欲を実感できた」との声が多く上がった。
「人民網日本語版」2012年5月25日