梁光烈国防相、ASEAN各国との国防相会議に出席
梁光烈国防相、ASEAN各国との国防相会議に出席。
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梁光烈国務委員兼国防部長（国防相）は29日、カンボジア・プノンペンで中国とASEAN各国の国防相の会議に出席し、地域の安全保障情勢や相互信頼・協力の深化について意見交換した。会議はASEAN国防相会議の議長を務めるカンボジアのティア・バン副首相兼国防相が主催した。
梁氏は「相互信頼・協力を強化し続け、調和あるアジア太平洋を手を携えて共に築く」と題して発言。「現代世界の時代の潮流は平和と発展、天下の大勢は協力と互恵であり、人々の心は平等と尊重へと向かっている。この大きな背景の下で、中国とASEANは平等な付き合い、協議による一致、段階的推進の原則に基づき、地域の全方位的な協力を積極的に推進しており、防衛・安全保障分野の交流や実務協力も良好な発展を遂げている」と指摘した。
また「新たな情勢の下、中国は地域の平和と安定を維持する責任を決して回避せず、平和的発展の道を歩むという選択を決して変えず、地域協力を積極的に推進する努力を決して怠らず、係争の平和的解決を堅持する誠意を決して放棄せず、国家の主権と安全を守る決意も決して揺るがせない。中国は戦略的、長期的観点からASEAN各国と引き続き対話や交流を強化し、たゆまず理解や信頼を強化し、実務協力を深め、国家間関係の包括的発展にプラスの要素を増やし、調和あるアジアの建設推進に貢献する」と強調した。
ASEAN各国の国防相は今回の会議について、各国が互いに交流し、見解を明らかにするうえで良好な場になったとの認識で一致。梁氏の発言を高く評価するとともに、ASEANとして平和的発展路線の堅持、地域安全保障協力の積極的な推進といった中国の主張を称賛。ASEANにとって中国は良き隣人、良きパートナー、良き友人だと指摘し、中国との安全保障対話・協力を一段と強化し、地域の平和と安定を共同で守る意向を表明した。
「人民網日本語版」2012年5月31日
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