東中国海での実弾演習 戦艦数十隻とステルス艇が登場

東中国海での実弾演習 戦艦数十隻とステルス艇が登場。 中国海軍が5日間にわたって東中国海で実施した実弾演習が16日、幕を閉じた。近ごろ一部の周辺国と中国の間で海洋権益をめぐる争いが激化し、小細工が絶えない。韓国メディアは、演習は日本に対する警告だと指摘した…

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発信時間: 2012-07-17 11:39:28 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

防衛目的の軍事演習

外国メディアは、中国軍が東中国海で実施した今回の演習に強い関心を示した。近ごろ一部の周辺国と中国の間で海洋権益をめぐる争いが激化し、小細工が絶えない。韓国メディアは、演習は日本に対する警告だと指摘した。

中国の軍事演習の法則を知る人であれば、中国海軍の定期的な軍事活動は一連の承認手順を踏み、事前計画と参加する艦艇の準備が必要であり、臨時的な訓練ではなく、日程がすでに決まっているとわかっているはずだ。「日米などの国と比べると、中国軍が実施する演習はかなり少ない。周辺国は中国の軍事演習を冷静に受け止めるべきで、珍しくもないことに大げさに驚くべきでない」と、海軍軍事学術研究所の張軍社大佐は述べた。

統計によると、中国軍が自主的知的財産権を有する先進兵器・装備は10年前の15倍に増加している。規制されていた海空の兵器・装備は陸地での演習に使用されていたが、海空の兵器・装備の近代化レベルが向上するにつれて、海空合同演習を通して情報化環境において新しい装備や戦術を運用に向けて慣れさせることはごく自然なことである。雑誌『兵器知識』の瞿雁氷編集長の言葉を引用すれば、中国の部隊は「剣を研ぐ」必要がある。

海上の安全を共同で維持することの重要性が世界的に高まり、海賊取り締まり、海上での緊急救援、海上での突発的事件の処理などは、責任ある大国の世界観と対応力を試している。

中国海軍の演習も、実践力から自身の事件への対応力や平和維持能力を検証するものである。地域の軍事のバランスから考えると、中国の軍事力の発展は地域の平和と安定の維持にプラスとなる。中国が長年実施してきた軍事演習には、「防衛目的の軍事戦略を指針とする」という一つの共通した特徴がある。これは西側の一部の国が行う積極的攻勢や対外拡張を目的とした軍事演習とはまったく異なる。

台頭中の大国である中国のあらゆる軍事的な行動が大きな注目を集める。あるネットユーザーは、今回の東中国海での軍事演習は一種の特殊な方式による「相手への主張」と捉えることもできると見ている。中国の主権と領土を守り、北東アジアの平和と安定を維持することへの強い決心や、解放軍に領土を守る責任があり、完全に一種の正当な行動であることを示すためだという。軍事演習である以上、実践と戦争抑止の効果があることは当然であり、中国の主権、安全を脅かす勢力にとっては一種の警告となるに違いない。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年7月17日

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