三沙市の第1期人民代表大会・第1回会議は法定の各議事日程を申し分なく終えて23日午後に順調に閉幕した。
会議は法に基づき市一級権力機構を選出。第1期人民代表大会常務委員会主任に符?氏、初代市長に肖傑氏を選出した。また、三沙市人民代表大会準備委員会による「三沙市制準備作業及び第1期三沙市人民代表大会準備作業の状況に関する報告」を審議し、承認した。
この計り知れぬ歴史的意義を持つ人民代表大会には三沙市各地・各界から45人の代表が参加した。同日午後の選挙大会では代表45人が厳かに職責を履行し、神聖な一票を順次投じた。
符氏は「人民代表、常務委員各位は自らの背負う歴史的使命を十分に認識し、憲法と法律により与えられた各職権を全面的、効果的に行使し、西沙(英語名パラセル)諸島、中沙諸島、南沙(英語名スプラトリー)諸島およびその海域の管理・開発・保護に積極的に貢献しなければならない」と述べた。
初代市長の肖傑氏は「この機会を一層大切にし、三沙市の安定的発展と三沙市人民の幸福のために精魂の限りを尽くし、懸命に奉仕する。第1期三沙市人民政府は中央と省党委員会、省政府の指示に厳格に従い、今後5年間三沙市の行政管轄の強化、経済開発と民生建設、環境保護に尽力し、三沙市人民の期待に背かず、三沙市各界の人々と手を携えて共に進み、さらに素晴らしい明日を共に築くべく努力する」と表明した。
「人民網日本語版」2012年7月24日