操作員はパソコンを通じて地雷除去の指令を出す。“平和の使者”は迅速に起爆装置を取り出し、場所を正確に定め、安全に起爆させた。わずか30分で、5つの地雷をすべて起爆させることができた。“平和の使者”の素晴らしい成果に、現場の外国人兵士は感嘆の声をあげた。
この地雷除去ロボットは中国で自主開発されたハイテク機器だ。小型だがハイテクである。複雑な地形での作業も可能で、狭い空間に入っての作業も操作しやすい。障害物があっても自力で迂回できる上、気温5~50℃の条件ならば連続6時間の作業が可能だ。精緻なデジタル技術で作られた地雷探知システムが、正確に目標物あるいは疑わしい物体を検知する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年8月6日