人民解放軍の機密文書が漏えい?専門家は疑問視

人民解放軍の機密文書が漏えい?専門家は疑問視。 日本の英字誌「ザ・ディプロマット」のウェブサイトは7日、「中国の核兵器に関する情報漏えい」(筆者は米国の元中国駐在武官)とする記事を掲載した。筆者は中国から機密文書『第二砲兵戦役学』が漏えいしたことに驚きを示し、その背景には「陰謀」が存在する可能性があるとした…

タグ: 解放軍 ミサイル部隊 戦略 機密 漏洩

発信時間: 2012-08-10 14:15:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

資料写真:中国の第二砲兵部隊

日本の英字誌「ザ・ディプロマット」のウェブサイトは7日、「中国の核兵器に関する情報漏えい」(筆者は米国の元中国駐在武官)とする記事を掲載した。筆者は中国から機密文書『第二砲兵戦役学』が漏えいしたことに驚きを示し、その背景には「陰謀」が存在する可能性があるとした。

機密文書が漏えい?

同記事は初めに、「元中国駐在武官、陸軍情報員として、中国の極秘文書を偶然手にすることができた。ワシントンD.C.だけでも約8部の『第二砲兵戦役学』(原本)が、大学、シンクタンク、政策研究機関の中国問題専門家に握られていることがわかった」とし、中国の「機密文書漏えい」について驚きを示した。

同ウェブサイトによると、筆者のラリー・M•ワツル(音訳)氏は米国陸軍の元将校で、中国駐在武官に2回就任した経験があるという。同氏は米陸軍大学戦略研究学会の主任で、『中国の核兵器:作戦・訓練・学説・指揮系統・戦役計画』とする文章を発表している。

極秘文書に疑問の声

中国第二砲兵部隊(戦略ミサイル部隊)に詳しい中国の軍事専門家は、「同記事にもあった『第二砲兵戦役学』は、戦争学に関する学術書で、指揮官の理論学習に用いられる教材である。同書は対外的に発行されておらず、機密文書であるが、極秘文書ではない。米軍は不当な手段により同書を入手したものと見られる。同書の主要内容(核兵器使用の基本原則)は、中国の2006年の国防白書でも記述されている。筆者は同書を極秘文書としたが、やや誇張に聞こえる」と指摘した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年8月10日

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