中国には外的「トラブル」への対処能力がある

中国には外的「トラブル」への対処能力がある。

タグ: GDP,日本,一国二制度

発信時間: 2012-08-22 09:29:41 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

  こうしたトラブルにどう対処すべきか?いかなる問題の処理においても、大きな環境の変化を考慮しなければならない。トウ小平氏がわれわれに手本を示してくれた。トウ小平氏は1984年の中共中央顧問委員会・第3回全体会議で「国際係争を解決するには、新たな状況、新たな問題に基づき、新たな方法を打ち出さなければならない」と指摘した。短いが、極めて深い言葉だ。

新たな状況とは時代が変わり、平和と発展を基調とする時代に入ったことを指す。新たな問題とは香港と澳門(マカオ)の復帰、釣魚島(日本名・尖閣諸島)や南中国海諸島の問題を指す。新たな方法とはトウ小平氏の打ち出した「一国二制度」「主権は中国に属すが、係争は棚上げにし、共同開発する」との方針を指す。

「一国二制度」の香港と澳門での成功は、トウ小平氏の判断がいかに英明であったかを証明している。「主権は中国に属すが、係争は棚上げにし、共同開発する」との方針も、長期的な平和的発展の環境を中国にもたらした。

現在、釣魚島問題や南中国海問題で、中国の直面する試練は一段と先鋭化、緊迫化している。米国のアジア太平洋回帰、そして一部小国が米国の虎の威を借りようと愚かにも目論む中、一部の国は中国を怒らせ、中国の発展の道をかき乱そうと愚かにも目論んでいる。

外部からの様々な妨害を前に、われわれは日に日に底力を蓄え、手段を増やし、新たな思考の道筋を手に入れている。過去に解決できたトラブルは、現在も同様に解決できる。過去には解決する力や時間がなかった問題についても、現在は日に日に解決の力を高めている。

中国は平和を愛し、確固不動として平和、発展、協力の旗を高々と掲げるが、挑発を恐れることも断じてない。このことは歴史によってすでに証明されているし、今後も証明され続けるだろう。中国は必ずや様々なトラブルに適切に対処し、様々な難題を取り除くことができる。

「人民網日本語版」2012年8月22日

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