中国海軍の新型駆逐艦がアジア太平洋パワーバランスに影響

中国海軍の新型駆逐艦がアジア太平洋パワーバランスに影響。

タグ: 052D,駆逐艦,空母,ワリャーグ

発信時間: 2012-09-07 13:48:55 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国海軍初の航空母艦、改装後のワリャーグは、すでに海上での一連の試験を行なっている。しかし同空母には、空からの攻撃やミサイルを防ぐ護衛艦が欠けている。駆逐艦052D型は、ワリャーグの護衛艦という役割を果すことが可能だ。

中国の駆逐艦052Dが、地域の海上のパワーバランスを変化させることはあるだろうか。その答えは、「イエス」だ。国際戦略研究(IISS)の「軍事力比較」報告が実施した簡単なシミュレーションでさえも、高い説得力を持つほどだ。仮に中国軍が10隻の同新型艦を配備し、他に駆逐艦を建造しなかった場合(その可能性は低いが)、中国は16隻の「イージス艦」による艦隊を持つことになる。日本と韓国は設備の面で中国に対抗できるアジアの海軍大国で、それぞれ6隻と3隻のイージス艦を保有している。

中国は少なくとも、名義上はアジアの海軍大国となる。同新型艦が中国海軍に加われば、中国は周辺諸国の艦隊を凌駕し(米海軍は含まれない)、勝利を収める可能性が高い。中国と海上自衛隊のパワーバランスは16対6、韓国海軍とのパワーバランスは16対3、日韓連合艦隊とのパワーバランスは16対9となる。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年9月7日

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