米誌:中国の新型駆逐艦が量産化か アジア太平洋2位の実力を示す

米誌:中国の新型駆逐艦が量産化か アジア太平洋2位の実力を示す。

タグ: 052D,中国,駆逐艦

発信時間: 2012-10-11 10:34:53 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「052D型」は、「052C型」(旅洋Ⅱ)を基礎とし発展した駆逐艦で、画期的な進歩を成し遂げた。「052C型」と比較した場合、「052D型」には大きな変更点が存在する。「052D型」は全く異なる垂直発射システム、砲撃システム、より巨大なフェーズドアレイレーダーを搭載した。

「052D型」の登場は、中国海軍の造船能力の成熟化を示し、また中国がモジュール化生産により戦艦をスムーズに建造できることを示した。システム化された生産により、単位コストの削減が可能となった。造船場の従業員とサプライヤーが余裕をもって作業できるようになれば、必然的に効率アップや作業手順の改善を検討するだろう。

ランド研究所のデータによると、米国の軍艦の調達効率が倍増した場合、単位コストが10%削減される。中国の場合、米国の軍艦調達数をさらに上回る可能性が高い。これは中国の造船会社が現代化された海軍工業基地の建設を継続しており、国内の軍艦調達数も増加しているからだ。また中国の造船会社はコスト削減に向け、海外から輸入する割高の部品を中国産に切り替えている。

「052D型」は現代化された最新の駆逐艦だ。同駆逐艦の海上巡視および照準設備の改良、乗員の訓練の強化により、中国海軍はアジア太平洋地域でより強力な海上作戦能力を持つことになるだろう。この状況を受け、フィリピン、ベトナム、日本、韓国等の隣国が海軍を強化し、米国との外交・安全関係を深化する可能性がある。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年10月11日

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