艦載戦闘機J-15が本日、空母「遼寧艦」で着艦試験に成功した。この情報は20日、中国の軍事関連サイトとミニブログを通じて広まり、ネットユーザーの歓呼の声を巻き起こした。同情報には確かな情報源がなく、公式な回答もなされていないが、海外メディアはこれまで、「中国の空母は、戦闘能力の形成を示す艦載機の発着艦を実現するまで、あと一歩の所まで来ている」と予想していた。『環球時報』は20日、中国国防部に問い合わせたが、現在までに同情報の裏付けが取れていない。
遼寧艦は今月10日早朝5時頃に出港し、今回の試験を実施した。香港紙『南華早報』は8日、中船重工701研究所国家空母プロジェクト副チーフエンジニアの呉暁光氏の発言を引用し、「遼寧艦は早ければ今月もしくは来月から、実戦を想定した着艦試験を実施する」と伝えた。そのため海外メディアは、遼寧艦の今回の試験内容は、艦載機の発着艦試験になる可能性が高いと予想した。中国軍側は先ほどすでに、艦載機が遼寧艦で「空母上空の通過試験」、「模擬着艦試験」を完了したと正式に発表した。
“歼-15舰载战斗机今日在‘辽宁舰’上圆满完成着舰试验,成功降落。”20日,中国军事网站和微博上流传的这一说法引起网友的热烈欢呼。尽管该消息并没有透露确切来源,也尚未得到官方证实,但此前外界普遍猜测,中国航母距离“完成舰载机起降”这个形成战斗力的标志性事件只有一步之遥。《环球时报》记者20日就此向中国国防部求证,但直至发稿时,相关消息仍未得到确认。
“辽宁舰”于本月10日早晨5时左右出航进行此轮海试。由于香港《南华早报》8日曾援引中船重工701研究所国家航母工程副总设计师吴晓光的话称,“辽宁舰”即将进行实战降落测试,最快可能会于本月或下月开始。因此外界纷纷猜测,“辽宁舰”这次海试很可能就将进行舰载机起降测试。此前中国军方已证实舰载机在“辽宁舰”上完成多次“通场试验”和“模拟着舰试验”。