次に、円安により日本輸出産業が不利な局面から脱却したとしても、これは問題の一つの側面にすぎない。
日本の輸出に影響する欧州債務危機は解決が遅れ、米国の「財政の崖」が再発しており、日中関係の悪化による日本企業への影響も続くと見られる。これらの外部環境の不利な要素は、日本経済に引き続き影を落とす。日本経済の中長期的な市場動向は、依然として予想しがたい。
最後に、日本経済の長期低迷の大きな原因は、改善されず長引く政局の混乱である。政治の不安定により、日本企業は発展に対する自信を失っている。安倍政権誕生により、政権立て直しが再実施されれば、日本経済にさらなる変動がもたらされる。
安倍氏は市場が自らの発言に反応を示したことにより、さらにトーンアップしている。安倍氏はさまざまな場で日銀に圧力を加え、日銀総裁人事についても言及している。安倍氏は、「政権奪取後、日銀に物価目標制を実行させる。物価目標を達成できなければ、日銀総裁に責任をとってもらう」と発言した。
安倍氏は首相の座につく前に、日銀の独立性に対して公然と干渉している。これは日本の金融市場に「安倍パワー」を感じさせると同時に、「安倍リスク」を懸念させている。
再次,即便日元贬值可使日本出口产业摆脱竞争不利的局面,但是,这只是问题的一个方面。
影响日本出口的欧债危机远远没有得到解决,美国又现“财政悬崖”问题,日中关系恶化对日企的影响还会持续一段时间。这些外部的不利因素将令日本经济上空继续蒙上难以消退的阴霾。日本经济中长期市场走势依然难以预料。
最后需要强调的是,日本经济长期不振的一大原因,在于日本政治的混乱状态得不到改善。政治不稳导致日企发展信心不足。如果“安倍政权”上台后又要推倒重来,势必导致日本经济再次出现波动和震荡。
眼见市场对自己的言语产生了反应,安倍发言的劲头更加十足。除了在各种场合向日本央行施压外,还在公开谈论起央行行长的入选条件问题。表示“如果重新掌控政权,将让央行实行通胀目标制。如果不能完成通胀目标,将要求央行行长承担责任”。
安倍晋三还未真正出任首相,就敢于如此干预日本央行的独立性,日本金融市场在感受“安倍能量”的同时,也领略到了“安倍风险”。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年11月23日