野田内閣は昨日の閣議で、丹羽宇一郎氏に代わる新たな中国大使として、木寺昌人氏を任命した。
◇「中国通」ではない中国大使
木寺氏は1976年に外務省入りした、ベテランの外交官だ。しかし木寺氏は1990年代初頭に外務省アジア局中国課首席事務官に就任したことを除き、中国との外交の経験を持たない。そのためメディアは、「中国通」ではない木寺氏が中国大使となり、緊張する中日関係を適切に処理できるかについて、一定の懸念を示している。
中国国内は新たな中国大使に対して高い注目度を示しているが、日本メディアはこれを大きく取り上げていないようだ。その原因は、12月16日の衆議院総選挙に、社会全体の注目が集まっているためだ。
木寺昌人低调出任驻华大使 经济政策主导日本大选
日本野田内阁在昨日的内阁会议中,正式任命木寺昌人为新任驻华大使,接替即将卸任的丹羽宇一郎。
驻华大使“非中国通”
木寺昌人1976年进入外务省工作,是一名资深的外交官。然而,他除了在上世纪90年代初期曾担任过外务省亚大局中国课的首席事务官之外,就没有其他对华外交的经验,因此,外界对于任命这样一名“非中国通”出任驻华大使能否处理好高度紧张的中日关系,表达了一定的忧虑。 不同于中国国内对于新任驻华大使人选相对高的关注程度,对于新大使的消息并没有占据日媒的主要版面。原因主要是,目前日本社会最为关心的,还是即将于12月16日举行的国会众议院选举。