日本海上保安庁所属、世界最大の巡視艇「しきしま」(7000トン級)
12月11日、5800トン級の中国の漁業監視船「漁政206」が配属され、就役式が上海で行われた。これで「漁政206」は正式に漁業監視船の戦列に加わり、中国の海上管理力が大きく増強される。「漁政206」は、中国漁政東海総隊に所属し、今後、中国東海海域で漁業権保護などの任務に当たる。
目下、「漁政206」は中国で最大、最新鋭の大型漁業監視船である。この監視船の就役で、中国の排他的経済水域における巡航や漁業権保護の執行力がさらに強化され、漁業関係者の合法的権益や成果物の安全に対する保護や漁業秩序の維持、国家の海洋権益の保護の上で重要な意義をもつ。
中国農業部漁業局によれば、現在中国が保有する漁業監視船は規模も性能も不足しており、海上における漁業権保護を順調に行うため、中国は漁業監視船の建造を加速し、漁業監視に投入する力を強化しており、今後、漁業装備や条件の大幅な改善が見込まれている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年12月11日