「アジアの世紀」が直面する3つの試練

「アジアの世紀」が直面する3つの試練。 東アジア地域で領土問題が緊迫する中、保守派の指導者がトップに就任した。これは世界が調和の取れた状態でなく、過去の対立状態に戻ることを意味する。日本と韓国に安定した同盟関係がない中、中国は影響力を絶えず高め、地域の力関係を変えている…

タグ: アジア 世紀 中国 韓国 日本 保守 同盟 

発信時間: 2012-12-31 11:14:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

一致した将来的な見通しがない

アジアの国家的役割に一致した将来的な見通しが欠けている。欧州連合(EU)は「尊厳、自由、民主、公平、法治、人権尊重」などの共通した価値観の上に成り立ち、多くの問題が存在しても、欧州に自由な市場と進歩した民主主義というモデルがあることは明確である。このような共通認識はアジアにはない。

アジアには今も模範国家がない。アジアを取材した過去10年、中国、日本、シンガポールのモデルは見習うことができるとされてきたが、この3国にはそれぞれの問題がある。

シンガポール国立大学リー・クァンユー公共政策学院の馬凱碩院長は、「過去を見たければ欧州に行くとよい。未来を見たければアジアに来るとよい」と話したことがあるが、その未来はまだやって来ていない。(文:カーネギー国際関係倫理協会シニア・フェロー デヴィン・ステュワート)

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年12月31日

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