100日の間、中国共産党新指導部は改革開放と与党建設をめぐって多くの新しい情報を発信し、国際社会から広く注目を集めた。習近平氏は中国共産党の最高指導者に就任するとすぐ、中国改革開放の風が一番に吹き込んだ広東にて視察を行い、改革開放についての重要講話を発表し、国外メディアは広くこれを報道した。多くの外国語新聞・雑誌が中国の現在の改革はすでに「攻堅期」と「深水区」に入っており、未来の中国の改革は系統性、全体性、協調性にさらに目を配る必要があるとしている。
ロシア科学アカデミー極東研究所のベルゴル研究員は「中国共産党の新たな指導部は改革を推し進める堅い決心を示した。私は中国の未来の改革はこれまでに進められた改革と比べてもその効果は全く遜色の無いものだろうと考える。中国が改革を深める上での新しい措置は世界に巨大な影響をもたらすだろう。」と述べた。
100日の間、国際輿論においては、中国共産党新指導部が業務の進め方を改善する上で、その態度が揺るぎないものであるだけでなく、有言実行で、腐敗防止の上では認識が冷静であるだけでなく、改革への決意も十分である、ということが広く認識された。
新たな中国共産党中央政治局は昨年12月4日、業務態度を改善し群衆と密着する「8項目の規定」を可決し、会議を簡潔にし、文章の風格を改善し、節約を厳密に実行し、外出は質素に行う等とした。外国メディアは、中国の高層指導者が自らこれを行うことで規定を実のあるものにしたと次々と報道した。勤倹と節約、見栄のための浪費への反対を提唱することはすでに社会の広い範囲で常識となった。