鸠山幸と金潤玉:親しみあるファーストレディ
日本の前鳩山由紀夫首相の妻である鳩山幸と韓国前大統領の李明博(リ・ミョンバク)の妻の金潤玉(キム・ユンオク)は、夫に付き添って海外に行くと親しみ深く、愛情あふれるイメージを残した。
2009年、鳩山幸は首相に就任したばかりだった夫に付き添って韓国を訪問し、キム・ユンオクの招待である伝統飲食研究所を訪ね、「キムチ外交」を深めた経験がある。多くの日本、韓国の報道機関がこの二人のファーストレディについてこのキムチの話を「やり手同士の勝負」と評した。キム・ユンオクは幸夫人が数冊の料理本を出版している経緯を知っており、幸夫人を伝統的な飲食文化の場所に連れて行くことで二人の関係が近いことを示した。幸夫人も自らキムチをつかむなどで韓国伝統文化に親しみたい気持ちを伝え、韓国の国民から交換を得た。
「キムチ外交」以外にも、この二人のファーストレディは様々な場所で親しみある行為を表していた。
2人のファーストレディはそれぞれの夫の外遊に随行しても、直接外交を行うわけではなく個人の能力を示すこともなかったが、それぞれの国民と触れ合うことで東洋の女性的な魅力を表現し、報道機関や国民からの好感を得ることに成功していた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年3月22日