アジア安全保障会議:中米による新型の大国間関係の構築が焦点

アジア安全保障会議:中米による新型の大国間関係の構築が焦点。 年に一度のアジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)がシンガポールのシャングリラホテルで5月31日から6月2日の日程で開催され、30カ国の国防相と政府要人が地域の安全保障情勢その他安全保障上の重大関心事について率直な意見交換を行なっている…

タグ: アジア安全保障会議 新型の大国間関係 中米関係 

発信時間: 2013-06-02 16:06:20 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

パネッタ前長官が昨年のアジア安全保障会議で米海軍艦艇の60%を太平洋に配備すると宣言したのに続き、ヘーゲル長官はアジア太平洋地域に配備する地上部隊を増員すると同時に、空軍の海外戦力の60%をアジア太平洋に配備すると表明。イラクとアフガニスタンの海兵隊第1遠征軍と第3遠征軍および陸軍第25歩兵師団を太平洋地域の基地に戻すことを明らかにした。陸軍第1軍もアジア太平洋地域に配備されるという。ヘーゲル長官は「空軍のアジア太平洋へのシフトは空軍の機動性、作戦の範囲と柔軟性の向上に資する」と述べた。

中国軍事科学院の姚雲竹研究員の「軍事力の60%をアジア太平洋にシフトするという状況の中で、米国の戦略が中国封じ込めではないとどうやって中国を説得するのか」との質問に、ヘーゲル長官は「米中両国がより緊密な軍事関係を築く必要がある本当の理由はまさにそこにある。われわれは誤った判断や誤解を望まない。これらを防ぐ唯一の道が意思疎通を保つと同時に、互い(の懸念)に直接向き合うことだ。われわれは進展を得つつあると私は考えている」と述べた。

 

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