習主席がトリニダード・トバゴを初訪問 エネルギー協力を重視

習主席がトリニダード・トバゴを初訪問 エネルギー協力を重視。 AFP通信は「習主席がトリニダード・トバゴでエネルギー交渉」という見出しで、中国の国家主席はアジアの巨大なエネルギー需要についてトリニダード・トバゴの首相と会談したと伝えた。習主席は会談後の会見で、双方がインフラ建設、エネルギー、鉱物資源などの重要分野の協力を積極的に推進することに同意したと表明した…

タグ: 習主席 トリニダード・トバゴ エネルギー 経済

発信時間: 2013-06-03 15:41:53 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「中国の国家主席がトリニダード・トバゴを初訪問」。AP通信社はこのような見出しで、今回の訪問が通常と異なることを強調した。報道によると、中国の国家主席は1日、4カ国歴訪の最初の訪問先であるトリニダード・トバゴを初訪問し、同国首脳と会談した。パサードビセッサー首相と共に出席した記者会見で、習近平主席は中国がトリニダード・トバゴに子ども向けの病院建設費2億5000万米ドルを援助するほか、双方は一連の協力文書に調印したことを明らかにした。

AFP通信は「習主席がトリニダード・トバゴでエネルギー交渉」という見出しで、中国の国家主席はアジアの巨大なエネルギー需要についてトリニダード・トバゴの首相と会談したと伝えた。習主席は会談後の会見で、双方がインフラ建設、エネルギー、鉱物資源などの重要分野の協力を積極的に推進することに同意したと表明した。

エネルギー分野の協力は各方面が関心を寄せていることである。米グローバル・ポストによると、トリニダード・トバゴには豊富な石油と天然ガスがあり、国の利益の40%と輸出額の80%がエネルギー産業によるものである。パサードビセッサー首相は、中国は重要な貿易相手で、潜在的な新市場であり、トリニダード・トバゴのエネルギー産業に徐々に足を踏み入れていると強調した。「ウォール・ストリート・ジャーナル」は1日、習近平主席の今回の訪問でトリニダード・トバゴは国際的地位を高めたと論じた。トリニダード・トバゴのエネルギー分野の発展は著しく、資源を欲しがっている中国にとって非常に魅力的な協力相手である。過去10年間、中国は中南米において、ブラジルやベネズエラなどの大口商品の主要輸出国と関係を強めてきた。

アナリストは、習主席のトリニダード・トバゴ訪問は中国の新たな経済・外交方針を示しており、中国はこれまであまり重視していなかった地域に目を向け始めたと分析。米ブルッキングス研究所のある研究員は、「過去数年間、中国は米国などの大国を強調しすぎていると見られていた。中国は現在、一種の大局観を持ち、アフリカや中南米との関係強化を通して世界的地位を高め、より高い交渉権を持ちたいと考えている」と話した。さらに、習主席はトリニダード・トバゴで2日午前、ジャマイカなどの中国と国交があるカリブ海の国の首脳とも3時間にわたる会談を行った。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年6月3日

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