中国J10、釣魚島で日本F15と一歩も譲らない攻防

中国J10、釣魚島で日本F15と一歩も譲らない攻防。 時の流れとともに、中国の戦闘機も徐々に世界水準へと成長してきている。中国の戦闘機の近年の研究開発の進歩は著しいものの、西洋諸国の戦闘機にはまだまだ及ばないと指摘する専門家もいる…

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発信時間: 2013-06-20 13:38:20 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

英紙:中国J-10、釣魚島で日本F-15と一歩も譲らない攻防

冷戦以来、アメリカとロシアは戦闘機の開発においては常に肩を並べる実力を有し、甲乙つけがたいライバル同士だった。しかし、時の流れとともに、中国の戦闘機も徐々に世界水準へと成長してきている。中国の戦闘機の近年の研究開発の進歩は著しいものの、西洋諸国の戦闘機にはまだまだ及ばないと指摘する専門家もいる。英紙『フィナンシャル・タイムズ』が6月16日付で伝えた。

2013年1月から、中日両国は戦闘機をめぐる争いを繰り広げている。釣魚島(日本名:尖閣諸島)問題において、中国のJ-10(殲10)戦闘機と日本のF-15戦闘機はそれぞれの威力を発揮し、お互い一歩も譲らない局面が続いている。

釣魚島において、実際の戦闘が勃発するような場面はないものの、中国と日本の戦闘機の「力比べ」は大きな注目を集めている。中国空軍の軍事専門家らは「J-10戦闘機はアメリカのF-16戦闘機『ファイティング・ファルコン』に匹敵する」との見方を示しているものの、西洋諸国の専門家の多くが、J-10の戦闘力に疑惑の目を向けている。彼らはJ-10の航空電子システムがF-16と互角のレベルかを疑問視しており、強いてはF-15にも敵わないと指摘する専門家もいる。西洋諸国の専門家が言うには、J-10戦闘機は上昇速度の面でF-15に及ばないだけでなく、搭載されている武器と飛行速度もF-15に劣る。

J-10戦闘機は西洋諸国に疑いの目で見られれいるものの、2011年と12年に中国が独自で研究開発したステルス戦闘機の試験飛行の成功は多くの人の度肝を抜いた。

米カリフォルニア大学中国軍事問題専門家の張太銘氏は「近年、中国は国防工業分野ですでに記録的な飛躍を遂げている。空母艦載機や大型輸送機、ステルス戦闘機などの最優先武器プロジェクトの研究と開発における進歩は目覚しいものである」との見方を示している。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年6月20日

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