オバマ大統領はこのほど、米国の戦略をアジア太平洋にシフトしており、かつオーストラリアや日本などの同盟国を通じ、さまざまな名目の軍事演習を実施し、同地域の諸国の神経をとがらせている。今回の反テロ合同演習に参加した、David Carden駐ASEANアメリカ大使は、「参加国は経験と情報を共有し、地域内の国家間の協力促進(特に反テロ協力)により、事件発生時に適切に対応できるようにするべきだ。我々は同じ仲間であり、着用しているのがどの国の制服であれ、同じ食料安全・水質安全・反テロの課題に直面している」と語った。
中国とインドネシアは近年、地域的な反テロ合同演習を開始している。両国の特殊部隊は2011年6月に、初めてインドネシアのバンドンで反テロ合同演習を実施し、1年後に中国済南市で2回目の演習を実施した。
観測筋は、「これは中国とインドネシアの関係の深化、特に軍事レベルの協力の開始を示している」と分析した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年9月16日