日本の中国監視、自らの首を絞める自殺行為

日本の中国監視、自らの首を絞める自殺行為。 日本の右翼勢力の威嚇・監視・武力の誇示は、中国を包囲し中国の台頭を押さえつけようとするものに見えるが、実際には自らの首に縄を縛り付けるようなものだ。この縄がますますきつく締め付けられれば、窒息するのは中日関係のみならず、日本国民の幸福と前途である…

タグ: 日本 監視 挑発 釣魚島 巡航 無人機

発信時間: 2013-09-23 10:18:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

より幅広い視野から見ると、日本のいわゆる「中国包囲」は、実際には米国の「アジア太平洋リバランス戦略」に積極的に協力するものだ。実際には日本の実力のみでは、経済面でも軍事面でも総合的な国力の面でも、もはや中国の対等な敵ではなくなっている。日本の中国対抗の戦略は、米国のアジア太平洋における軍事力配備を後ろ盾とする、虎の威を借る狐である。つまり日本は米国のアジア太平洋における手先であり、米国の表と裏からの支援を受け、アジア太平洋で覇を唱えようとしており、さらには他国がアジア太平洋で台頭し、もう一つのバランスを打破する勢力になることを認めようとしていない。

この考えに支えられ、日本は自国がかつて第二次世界大戦の敗戦国であったことを、米軍が現在もその領土に駐留し「上皇」の役割を演じていることを、アジア太平洋諸国が起こりうる戦争に蹂躙されることを二度と願わないことを忘れている。日本は戦後押し付けられた「緊箍児」(孫悟空の頭にはめられた輪っか)を取り外し、平和憲法の改憲によりこの束縛を打破しようとしている。

この政治環境の中、日本の右翼勢力は近年になりますますつけあがり、政治・軍事・外交面で隣国に対して高圧的になっている。日本の「中国包囲」はより大胆になっており、曖昧な時期から現在の公然たる挑発の時期に入っている。空母の進水、釣魚島を巡航する中国の無人機を撃墜するという声明、 第二列島線の硫黄島における通信傍受施設の増設、中国に対応する「対介入」作戦能力の強化、これらの矛先はすべて中国に向けられている。

日本の現実を認めようとしない、極めて危険な挑発行為を、中国は当然ながら放任できない。中国社会科学院日本研究所の高洪副所長は、「日本が仮に釣魚島の領空を、主権維持のため巡航している中国の無人機を撃墜した場合、これは火薬庫の隣で火遊びをするようなものだ」と警鐘を鳴らした。中国外交部の報道官も、「中国側は、釣魚島の領土主権を守る決意と能力を持っている」と毅然として表明した。日本が一発目を撃てば、中国側はこれを開戦の合図ととらえる。それならば、中国の雷鳴のごとく凄まじい軍事力が、自らの責任を遂行するため毅然たる攻撃を行うことだろう。

日本の右翼勢力の威嚇・監視・武力の誇示は、中国を包囲し中国の台頭を押さえつけようとするものに見えるが、実際には自らの首に縄を縛り付けるようなものだ。この縄がますますきつく締め付けられれば、窒息するのは中日関係のみならず、日本国民の幸福と前途である。(筆者:陳光文 人民日報海外版コラムニスト)

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年9月23日

 

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