スウェーデンのイングヴァール・カールソン元首相は人民日報の取材に「中国は30数年間で急速な経済成長を遂げ、社会生活に天地を覆すような変化が生じ、世界の注目する成果を上げた。中国政府が科学研究や教育といった戦略的分野に大々的に投資したことが、成功の重要な原因の1つだ。これらは中国の発展の重要な柱であり、中国指導者が国民を率いて近代化の目標へと前進し、中国の夢を実現するうえでの重要な支えだ」と述べた。
首相在任中の10年近くに、カールソン氏はスウェーデン・中国関係の発展を積極的に推し進め、貿易協力や人的往来を後押しした。スウェーデンで学ぶ中国人留学生はどんどん増え、現在では4000人を超える。多くの留学生は学業を終えて帰国後、中国の発展に傑出した貢献を果たした。カールソン氏は「中国政府は科学技術革新と人材育成を強く重視し、多くの国々と友好的協力を行い、進んだ科学知識を学び、長所を取り入れて短所を補っている。スウェーデンは国土面積は大きくないが、一部の産業や分野で世界をリードしている。中国との協力はわれわれに多大な発展のチャンスをもたらした。われわれは中国との対話・交流を強化し、経済・貿易分野で互恵・ウィンウィンを実現することを希望している」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年11月19日