中米の軍艦が危うく衝突事故 内幕が公開

中米の軍艦が危うく衝突事故 内幕が公開。 米国防総省の高官は先週末、「中米両国の軍艦が、南中国海で衝突しかけた」と発表し、人々を驚かせた。米国側は、「米国のミサイル巡洋艦カウペンスがこのほど、南中国海の公海を合法的に航行している際に、中国の揚陸艦に正面から停止を迫られた。カウペンスが緊急回避し、衝突が免れた」と表明した…

タグ: 南中国海 衝突 ミサイル 巡洋艦 カウペンス

発信時間: 2013-12-16 11:15:36 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中米の艦艇、500メートル内に接近

ワシントン・ポスト紙は、同事件の経過をより詳細に伝えた。カウペンスは当時、遼寧艦の偵察任務を遂行していた。遼寧艦は先ほど、中国北部の青島港を出港し、南中国海の訓練に向かった。中国海軍の1隻の揚陸艦が警告信号を出し、カウペンスに停止を求めた。しかしカウペンスはこれを無視し航行を継続した。これはカウペンスが当時、公海に入っていたためだ。中国の揚陸艦はその後カウペンスに接近し、前方で停止し、方向転換を迫った。米国の高官は、これは危険な行為だと指摘した。AFP通信は、「この中国の揚陸艦は、米国の巡洋艦の500メートル内に接近した。米中(ママ)の軍艦の対峙は何事も無く終了したが、本件は東中国海の防空識別圏の発表に続き、米中関係の緊迫ムードを示した」と報じた。

500メートルの距離は、2隻の軍艦にとって何を意味するのだろうか?李氏は、「海上の艦艇は通常、時速50キロ以上の速度で航行する。2隻の艦艇が正面から接近した場合、回避しなければ十数秒で衝突する可能性がある。また軍艦は一般的に体積が大きく、500メートルという距離には一定の危険性がある。中米の戦闘機が当時衝突したように、両軍の艦艇の距離が近づけば、事故が発生しやすくなる」と分析した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年12月16日

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