16日開催されたシンポジウム「中国と世界2013」で、王毅外交部長(外相)は「両会」(全国人民代表大会・全国政治協商会議)後から現在までに習近平国家主席と李克強総理が外国政界の要人300人余りと会談、交流したことを明らかにした。新京報が伝えた。
王外交部長は2013年の中国外交を「非凡」と形容。「新情勢下の中国外交は、より広い視野、より進取に富む姿勢で、グローバルな範囲で展開された。全国『両会』後のわずか8か月余りで、習主席と李総理はアジア、アフリカ、欧州、米州の4大陸22カ国を訪問し、外国の元首や政府首脳64人余りの訪中の応対をし、外国政界の要人300人余りと会談、交流した。中国と各国の締結した協力協定は800件近くに達した」と述べた。
李小林・中国人民対外友好協会会長は「中国が国際友好都市活動を繰り広げて40年になるが、その間に締結した友好省州、友好都市関係は3076組に上る」と説明。趙少華・全人代外事委員会副主任委員は「全人代はすでに世界178カ国の議会と様々な形の付き合いや結びつきを保っている」と説明した。
■2013年の中国外交の6大成果
(1)中露関係が最高レベルの対外関係に
今年4月、習総書記は国家主席就任後初の訪問国にロシアを選んだ。3月から現在までに中露元首はすでに5回会い、各分野で両国の協力は新たな水準に達した。中露関係は中国の対外関係において最高レベルで、最も内容豊かな戦略的パートナーシップと言える。
(2)中米の新型の大国間関係の構築
今年6月、習主席は招待に応じてオバマ大統領と米サニーランズで会談し、新型の大国間関係の構築について重要な共通認識にいたった。過去1年間に習主席とオバマ大統領は2回会談し、バイデン副大統領が訪中した。中米の新型の大国間関係は内容が充実し続けている。