(7)三中全会が改革の全面的深化に関する決定を採択
11月9~12日に中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議(三中全会)が北京で開催された。会議は「改革の全面的深化における若干の重大な問題に関する中共中央の決定」を採択し、第18回党大会以来の中央政治局の取り組みを十分に肯定した。会議は中国の特色ある社会主義制度を整備・発展させ、国家ガバナンスのシステムと能力の近代化を推進することが改革の全面的深化の全体目標だと指摘。改革の全面的深化について系統立てて方針をまとめ、2020年までに重要分野と要となる部分の改革で決定的な成果を上げ、系統的で整った、科学的で規範化された、効果的に運用できる制度システムを形成し、各方面の制度をより成熟した、定型化したものにするよう指示した。