中国の程永華大使は20日、日本の藤崎一郎前駐米大使と上智大学で対談した。
現在の中日関係をいかに打開するかにとって、率直に言って日本の指導者による靖国神社参拝は、すでに困難な状況にあった両国関係に新たな、重大な政治的障害をもたらした。現在日本の指導者がすべきは歴史の重荷を下ろし、侵略の歴史と明確に一線を画し、中日間の政治的障害を取り除くべく努力することだ。さもなくば、中日関係の改善は困難だ。
指導者間の対話に関して、中国側は一貫して、指導者間の対話は両国関係の発展にとって重要な意義を持つが、誠意と善意を基礎とし、ふさわしい雰囲気と環境がなければならないと考えている。日本の指導者による靖国神社参拝は、中国国民の感情と中国側の重大な懸念を全く無視し、中国など近隣国との関係を全く顧みないことをはっきりと示すものであり、いわゆる「対話のドアは常にオープンだ」「首脳会談開催を切に望む」との発言がどれほど誠意を欠くものであるかを全ての人々にはっきりと認識させた。事実上、日本の指導者はすでに自らの手で中国側との対話のドアを閉ざしたのだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年1月21日